今ではめっきり見かけなくなった羽子板をやっている子供たち。しかし、羽子板をして負けたときは筆で顔に×を書くのがしきたりである。そうして、いつも最後には顔が×だらけで真っ黒になるのである。
『用例』
お正月
羽子板をやろうと出てきた親子。
ただし:「とーちゃんよえぇなぁ」
父:「なに、まだまだ・・・お前なんかに」
ただしが、羽をうつと父は、足がこんがらがり転んでしまった。
ただし:「また、とおちゃんの負け〜」
ただしは、父親の顔に墨で×を書く。
そして、父親の顔は墨で真っ黒になった。
(Posted by うり)