仕事が山場を迎え、大きな賭けに出る際に使用されるベタ語。
保守的な上司であればあるほどベタ度が高まる事は言うまでもない。
『用例』
ライバル会社アクラスに先に似た商品を出されてしまった一志。
一志は、以前から構想を練っていた商品を出すしかないと考えた。部下たちも賛成してくれた・・・
しかし、川崎工場長だけはうんと言わない。
そこで、もう一度談判をしにいった。
一志:「やるしかないんですよ!アクラスに負けないためにも!」
川崎工場長:「しかし、今更そんな事が出来るのかね。」
一志:「部下たちもやると言ってます。責任は俺がとります。やらせて下さい。」
思案する川崎工場長。
続く沈黙。
川崎工場長は、やっと顔を向けて言った。
川崎工場長:「お前のような若造には、責任なんて取れんよ。」
唇を噛む一志。
川崎工場長:「儂が責任をとろう。思うようにやれ。何があっても成功させるんだぞ。」
(Posted by うり)