2004年05月31日

さっさと行け、俺の気が変わらないうちにな

【さっさといけおれのきがかわらないうちにな】(刑事偏)

犯人を追い詰めた刑事が、犯人に対して同情し逃がしてやる時に使用されるベタ語。
このやり取りの前に刑事が拳銃を撃ってわざと外すとベタ度が高まる。

『用例』
・・・じゃあ、いつもの所でな。土産たっぷり買ってきたからな・・・
・・・うん、お父さん5年ぶりだね。大人になった私を見て驚かないでよ・・・


真夜中の廃工場の中、逃げる犯人と追う刑事。
刑事「ハァハァハァ・・・とまれ保井!止まらんと撃つぞ!」
犯人「ハァハァハァ・・・ウワァ!」
刑事を確認しながら逃げていた犯人は足がもつれ倒れてしまう・・・
銃を構えながら、犯人に近づく刑事
刑事「保井・・・今度こそ年貢の納め時だ!」
犯人は刑事が近づくと土下座をして懇願した
犯人「刑事さん!お願いです!見逃してください!」
刑事「黙れ!」
犯人「お願いです!今日娘に会うんです!娘にあったら必ず自首しますから!お願いです!」
刑事「・・・」

遠くから部下の刑事が呼ぶ声がする
部下刑事「土田さーん、何処ですかぁー!!」
懇願な眼差しで刑事を見つめる犯人・・・
刑事は銃を犯人に向け引き金を引いた・・・
弾は犯人の脇に反れる・・・
刑事「逃げろ、あとは俺がなんとかしてやる」
犯人「え?!」

刑事「さっさと行け、俺の気が変わらんうちにな

逃げる犯人・・・それを見つめる刑事・・・
犯人が見えなくなった所に、部下刑事が刑事の場に現れる・・・

・・・お父さん、次は何時会えるの?・・・
・・・明日からまた海外で仕事なんだ。お前がもっと大人になって、結婚する時に会おう・・・
・・・うん、もっと綺麗になるから。楽しみにしていてよ・・・



(source by dire arrange & posted by mirada)
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