2005年04月07日

この犬がなついたのはお前がはじめてだ

【このいぬがなついたのはおまえがはじめてだ】この男なら…語

どうしても人に慣れない動物はいるものだ。崇高な野生のプライド
が、人を寄せ付けないのだ。そういう世紀末覇者や時代を代表する
かぶきものしか、その背を許さない馬や、狼の血を引く犬などにま
つわるエピソード的なベタ語。

『用例』

行き倒れていた旅人の健康が回復した朝………。

老人 「もう、歩けるようになったんだね。」
旅人 「ああ、迷惑をかけた。」
老人 「いいってことよ。礼ならマリに言いな。」

旅人 「犬を飼ってるのか………。」
老人 「よしな!その犬は狼に育てられた………。」
旅人 「おお、よしよし……ははは。」
老人 「こんなことが…この犬がなついたのはお前がはじめてだ。」

村長 「あの男なら………できるかもしれん………。」

(posted by イロ室長)
この記事へのコメント
類義語:こ、この人数をたった一人で・・・。


Posted by ミツマル at 2006年03月17日
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのTrackBack URL

×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。