思春期の子供たちは夜、夜中遊びたいものである。家を窓から抜け出して遊びに行ったりする。娘の父親は、娘が夜中まで遊んでいてどこの馬の骨ともわからない男に引っかかってしまっていることを心配するときに用いるベタ語。その後、門限が厳しくなったり家から一歩も出るなと言うとベタ度が高まる。
『用例』
麻美は、恋人と離れるのが嫌でもう帰らなきゃと思いながらもずるずるとしていた。
夜中にやっと家路に着く。
すると、もう家族は寝ているはずなのに家の電気がついている。
麻美:「ただいま」
そっとドアを開ける。
すると奥から父親が出てきた。
父親:「何時だと思ってんだ!!」
麻美:「ごめんなさい」
父親:「門限は、10時だといったはずだ」
麻美:「ごめんなさい」
父親:「だれといたんだ?」
麻美:「………」
父親:「あの男か?」
麻美:「………」
父親:「こんな夜遅くまで何してたんだ!!!まさか…いかがわしいことはしてないだろうな」
麻美:「うるさいな。ほっといてよ。お父さんには関係ないでしょ」
父親は、憮然としつつ複雑な表情を顔に浮かべる。
父親:「遅くなるときは、電話をよこしなさい」
(Posted by うり)