アメリカに行けば夢がかなう。東京に行けばでっかくなる。それが若者のロマンで幻想である。東京に行けば何とかなると考えいている若者が用いるベタ語。
『用例』
卒業式をあと何日か後に控えた静かな放課後の教室。
つよし:「これからどうする?」
アキラ:「大学も落ちちまったしなぁ。こんな田舎町にいてもくさるだけだしよぉ」
つよし:「俺は、あいつがいるからこの町からはなれらんねーよ」
アキラ:「お前は、あいつを幸せにしろよ。俺は、俺の道を探す」
つよし:「なんだよ。お前の道って。」
アキラ:「俺言ってなかったけど。東京に行くわ。」
つよし:「なに馬鹿なこといってんだよ。向こうでなにすんだ?」
アキラ:「別にきめてねーよ。でも、俺こんな田舎町で終わるつもりねーわ。俺、東京に出てビックになる」
(Posted by うり)