そんなことをしてはいけないのである。そんなことをしたらセコムの人
に怒られてしまうだろうし、もしくは呆れられてしまうだろう。それは
まるで、泥棒に入ってくださいと言うようなものである。しかし、相手
が『策士』といわれる場合、こういう、常識を逆手にとった、このよう
な作戦も有効なのである。相手に要らぬ疑いを抱かせる、いわゆる「空
城の計」といえるものだろう。そんなベタ語。
『用例』
伊勢丹に夫のクールビズ用のシャツを買いに行くことになった、
「みつこ」であった………。
みつこ:「ケンちゃん。今日、お母さんちょっと夕方買物にいくから」
けんじ:「うん」
みつこ:「カレー、チンして食べてね。」
けんじ:「いいよ」
みつこ:「新聞屋さんが来たら、お金はテレビの横の棚ね」
けんじ:「うん。」
みつこ:「家の鍵はいつもどおり玄関の下においてあるから」
けんじ:「わかった。」
(posted by イロ室長)