好きな子の手が触れる。それだけで、手に汗握ってしまうお年頃の少年たち。フォークダンスは、公然とそんな柔らかい女の子の手を触ることが出来るチャンスである。今か今かと好きな子の人数を目で数えるが、あと一人というところで音楽は終わってしまうというベタシチュエーション。
『用例』
体育祭も終わりに近づいた。
夕焼けが校庭を染める頃、フォークダンスが始まった。
隆男:(あと3人・・・)
音楽が終わりに近づくのがわかる。
隆男:(美紀ちゃんまであと1人・・・)
目の前に美紀の手が・・・・
すると、音楽が止み…美紀は、走っていった。
(Posted by うり)