【もっとじぶんをたいせつにしな】漢語
時に少女は、自分よりも大きく歳のはなれた男性に憧れるものなのかも
しれない。クラスメイトや同世代の男の子には感じない、何かを、そう
そんな「シブミ」のようなものを、感受性の豊な子は感じてしまうのだ。
それは、同世代の男の子が、どうしようもなく子ども地味て見えるから
という理由もあるだろう。そう。バクチクで公園のベンチを壊してる同
級生よりも、ボギーのような過去のある男に………。そんなベタ語。
派)アタシ、もう子どもじゃありません!
同)大人の女として見てよ!
『用例』
ムッとした顔の亜子、イロを路地裏にひっぱっていく。
イロ:「おい、どこいくんだ?」
亜子:「ホテル」
イロ:「冗談言うな。俺にそんな趣味はない。」
立ち止まり、イロを見上げる亜子、一筋涙がこぼれる。
亜子:「アタシが………アタシが子どもだから?」
イロ:「………………。」
亜子:「ママより、魅力がないから?」
イロ:「………バカなこと言うな。帰るぞ。」
亜子:「もっとアタシを見てよ!」
イロ:「………。」
亜子:「大人っぽい格好すれば、ほら見て。OLでもとおるでしょ?
一生懸命……服とかバックとか選んできたんだよ…(泣く)。」
くるりと振りかえるイロ。
イロ:「
もっと自分を大切にしろ………。」
(posted by
イロ室長)